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カート

カートが空です

Early 20th|Mistletoe Brooch – A Symbol of Love & Protection


小さな実に願いを託すような、冬の静けさをまとった宿り木のちいさなブローチ。

まるで冷たい空気の中に浮かび上がるような、銀白色の小さな実。曲線を描くように絡み合う2本の枝が、宿り木の柔らかな葉を支え、その葉の間から、控えめな輝きを帯びた4つの実が顔をのぞかせています

葉の表面には細かな筋が彫り込まれ、立体感が生まれることで、実とのコントラストが際立ちます。

宿り木の伝説は、特に北欧神話に由来するものが多くあります。

古代ケルト民族は宿り木を神聖視し、オークの木に寄生した宿り木を「神が宿る木」と信じていました。
ケルト(ガリア)世界では、宿り木はドルイドの「神聖植物」として、実際に記録されています。

ローマの博物学者プリニウスが書き残した文献によると、ドルイドの司祭は白衣で聖なるオークに登り、金の鎌で宿り木を刈り、白い外套で受け止めた。
そして冬にも色を保つその枝は、護符や薬のように扱われ、幸福をもたらすものとして用いられていたそう。

また、冬でも緑を保つ宿り木には、妖精が移り住んでいるという伝説もあります。その枝を家に飾ることで、妖精を家に招き入れ、幸運を呼び込むと信じられていました。 

ロマンチックな風習としては「宿り木の下でキスをしたカップルは、永遠に結ばれる」というもの。

起源については諸説ありますが、文献に現れる最古級の記録は、18世紀イングランド。
1784年のコミック・オペラ『Two to One』に、男女がクリスマスに「mistletoe の下でキスをする」場面がうたわれ、19世紀にはクリスマスの風習として定着しました。


⚫︎ 素材| シルバーメタル フェイクパール
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1890-1910
⚫︎ サイズ | 縦 2.5cm 横 3.3cm
⚫︎ 重さ|5.5g


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。




セール価格¥15,800

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Early 20th|Mistletoe Brooch – A Symbol of Love & Protection
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