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カート

カートが空です

C.1880-1910|Reverse Glass Pendant Top, White Bouquet Motif


透き通るガラスの向こうに、そっと浮かぶ小さな純白の花束のペンダントトップ。

この時代の人々は、恋愛や友情、家族の絆をとても大切にし、その「証」を小さなジュエリーにたくしました。
中でも白は「純粋」や「変わらぬ気持ち」を象徴する色として好まれ、こうした白い彫刻が施されたペンダントは、大切な人との約束を結ぶための大切なアイテムだったそうです。

ガラス越しに見ることで、花々は少し霞んだように見え、光の角度によって立体的に浮かび上がる──そんな繊細な視覚効果が、この小さなペンダントに隠されています。

これは、ガラスの裏側から丹念に花や葉を彫り込み、そこに銀箔やパールホワイトの塗料を入れ込んで奥行きを出す「リバースエングレービング」と呼ばれる古い技法が使われています。

この彫り込みには高い職人技が必要で、わずかな力加減でガラスが割れてしまうため、当時の工房で長い経験を積んだ彫師の手によってのみ生み出されたもの。

今では同じものを探すのはとても難しく、ガラスの裏側に彫り込んだ花々が100年以上の時を超えてなお、こうして美しく残っていること自体が小さな奇跡です。


⚫︎ 素材| ガラス ブラストーンメタル 
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1880-1910
⚫︎ サイズ | 縦3.5cm 横3cm
⚫︎ 重さ|16.1g


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。





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