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C.1920-1940 "黒衣の聖母子"の像 Vierge Noire


滑らかな衣の襞(ひだ)、幼子を両腕に抱く静かな微笑み。

この小さな黒い聖母子像は、1920〜1940年代頃のフランスで作られた信仰像です。

古来より「神秘と癒しの象徴」とされてきた、黒衣の聖母「Vierge Noire(ヴィエルジュ・ノワール)」の姿を模しており、巡礼地や聖品店で人々の祈りとともに持ち帰られていたものと考えられます。

背面には合成樹脂の鋳型の合わせ目が残り、これは当時の宗教用品店や巡礼地で頒布されていた信仰像に特有の仕様です。その「工芸的な素朴さ」こそが、家庭での静かな祈りと密接に結びついていた証でもあるように感じます。

おそらくガラスドーム「グローブ・ドゥ・マリエ」の中心に置かれ、家族の加護を祈る象徴として静かに佇んでいたものと思われます。

すこし擦れた王冠の先、柔和な微笑み、長い年月を経てなお、そこには優しい気配を感じます。


⚫︎ 素材| 蝋合成樹脂(推定)
⚫︎ 製造国|フランス
⚫︎ 年代|C.1920-1940
⚫︎ サイズ | 縦 7cm 横 3.5cm


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。




セール価格¥13,800

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C.1920-1940 "黒衣の聖母子"の像 Vierge Noire
C.1920-1940 "黒衣の聖母子"の像 Vierge Noire セール価格¥13,800

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