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C.1930- "トロピカルハット" フランス植民地時代


堅牢な木箱の中で、ぽつり静かに佇んでいた、白いトロピカル・ハット

この帽子は、フランス植民地時代、熱帯の陽射しのもとで着用されていたもの。白い布地の裏には、赤い内張りと「Tropical Helmet Galeries de France」の印。

どこか映画のワンシーンのような、遥か遠い異国を思わせる佇まいです。

首元を覆う長いツバ、軽くて堅牢な構造——。歴史とともに生きてきた、美しき実用品です。

このタイプのヘルメットは、19世紀末から20世紀前半にかけて、フランスを含むヨーロッパ列強が熱帯植民地へ派遣する軍人・技師・役人らに支給していたもので、強い日差しから頭部を守るために考案されたものです。

熱帯地域へのバカンスにも使用されていたそう。

特にコルクやパルプを芯材に用い、軽くて断熱性に優れていることが特徴です。

裏地の色味は、8・10名目の写真が最も自然光の肉眼に近いです。


⚫︎ 素材| コットン コルク 人工皮革
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1930-
⚫︎ サイズ | 縦 33.5cm 横 28cm  頭囲(内周)58cm前後


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。




Sale price¥34,800

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C.1930- "トロピカルハット" フランス植民地時代
C.1930- "トロピカルハット" フランス植民地時代 Sale price¥34,800

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