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カート

カートが空です

C.1890-1910|Albert Chain with Star Charm


あたたかなローズゴールドの光沢が、時の流れに少しずつ磨かれ、ほんのりと赤銅色を帯びたアンティークチェーン。

チェーンはやや平たいキューバリンク状で、ひとコマひとコマが丁寧に面取りされており、光が当たると細やかに反射します。

中心には大ぶりなサークル型クラスプがあり、そこから短いチェーンが垂れ、先に小さなラウンドチャームが付いています。

このチャームには星のような花のような繊細なエングレービングが刻まれ、小さなものながら、きゅっと視線を引き寄せる愛らしさがあります。


元々は、19世紀末から20世紀初頭、ヴィクトリアン後期からエドワーディアンにかけて、男性の懐中時計チェーン(アルバートチェーン)として多用されたもの。

けれど20世紀に入ると、女性たちもその堅牢な美しさに魅せられ、ブレスレットやネックレスとしてまとうようになりました。

特にこのような大きめのサークルクラスプ(ドッグクリップやスプリングリング)は、ペンダントや鍵、シーリングワックスチャームをぶら下げる装飾性を兼ね備えていました。

その名残で、今もこうして小さなチャームがそっと揺れています。

星型や植物のエングレービングは、19世紀から続く「繁栄」「幸福」「未来への祈り」を象徴するモチーフ。その時代を生きた誰かが、この小さなチャームに込めた願いが、今もまだほのかに残っているように思えます。


⚫︎ 素材|ゴールドフィルドメタル
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1890-1910
⚫︎ サイズ | チェーン全長 25cm
⚫︎ 重さ|23.4g

・写真内のペンダントトップは付属しておりません。


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。





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