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C.1890-1910|Art Nouveau Silver Mistletoe Mirror Locket Pendant


銀の実をそっと結ぶ宿り木の枝がデザインされた、ロケットミラーペンダント。

蓋をそっと開くと、内部には小さな楕円形の鏡がひとつ。

鏡を保護するフタ付きのロケット構造で、バチカン部分にチェーンを通せばペンダントとして着用可能。鏡は現在も実用できる状態で、ロマンティックなジュエリーでありながら、実用性も兼ね備えています。

宿り木の伝説は、特に北欧神話に由来するものが多くあります。

古代ケルト民族は宿り木を神聖視し、オークの木に寄生した宿り木を「神が宿る木」と信じていました。
ケルト(ガリア)世界では、宿り木はドルイドの「神聖植物」として、実際に記録されています。

ローマの博物学者プリニウスが書き残した文献によると、ドルイドの司祭は白衣で聖なるオークに登り、金の鎌で宿り木を刈り、白い外套で受け止めた。
そして冬にも色を保つその枝は、護符や薬のように扱われ、幸福をもたらすものとして用いられていたそう。

また、冬でも緑を保つ宿り木には、妖精が移り住んでいるという伝説もあります。その枝を家に飾ることで、妖精を家に招き入れ、幸運を呼び込むと信じられていました。 

ロマンチックな風習としては「宿り木の下でキスをしたカップルは、永遠に結ばれる」というもの。

起源については諸説ありますが、文献に現れる最古級の記録は、18世紀イングランド。
1784年のコミック・オペラ『Two to One』に、男女がクリスマスに「mistletoe の下でキスをする」場面がうたわれ、19世紀にはクリスマスの風習として定着しました。


使用に問題はありませんが、上部の丸カンのある部分の金具が固定されていないため、価格に反映しております。とても人気のモチーフですので、ご縁のある方へ。 


⚫︎ 素材| シルバーメタル フェイクパール
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1890-1910
⚫︎ サイズ | 縦 6.5cm 横 4.16cm
⚫︎ 重さ|51g


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。




Sale price¥27,800

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C.1890-1910|Art Nouveau Silver Mistletoe Mirror Locket Pendant Sale price¥27,800

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